陶磁器意匠研究所修了生 X年後vol.8 展 in 市之倉さかづき美術館 2024

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陶磁器意匠研究所修了生 X年後vol.8 展

2024年2月2日(金)〜25日(日)
市之倉さかづき美術館 ギャラリー宙
岐阜県多治見市市之倉町6-30-1
0572-24-5911

瑞浪、土岐、多治見の東濃は、桃山期には志野、織部、黄瀬戸、瀬戸黒などの美濃焼を生み出し、日本を代表する伝統的なやきものの産地の一つに数えられる。その伝統を受け継いだ近現代では、日本最大の陶磁器を生産するとともに桃山陶を再興し、日本のやきものをリードする。
美濃焼を担う人材の育成に取り組んできたのが陶磁器意匠研究所で、1951年に多治見陶磁器上絵加工工業協同組合が設立した美濃焼上絵付研究所が母体なっている。53年には上絵付技術者を養成する特別研修生制度が始まり、多治見市に移管された59年には多治見市陶磁器意匠研究所に改称され、現在までに1,000名以上の研修生を地元の美濃焼業界などのあらゆるやきものの分野に送り出している。
同ギャラリーではこうした研修生の卒業展を毎年開催しているが、本展は研修を終えて独り立ちした陶芸作家のなかから同期を集めて展示するという企画で、8回目となった今回は、藤村佳澄さん、片瀬有美子さん,大久保りささんの3人による展示。



片瀬有美子
《moca plate》高さ19cm、径23.2cm


大久保りさ
《ステムマグカップ(ベージュ)》高さ8.5cm、11.6×8.5cm
《ステムマグカップ(グリーン)》高さ8.3cm、11.9×9cm
《ピッチャー(スノウブルー)》高さ15.5cm、11.3×7.8cm


藤村佳澄
《茶盤》高さ7cm、径24cm 《変わり種取手急須》高さ15cm、11×9cm
《カヌレ茶杯》高さ5cm、径6cm 《茶托》高さ1cm、10×9cm 

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