隠﨑隆一 事に仕えてin智美術館2014

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 隠﨑隆一 事に仕えて

「芯韻」高さ33cm、45×45cm 2002年

「芯韻」高さ33cm、45×45cm 2002年



2014年 1月18日(土)〜3月30日(日)

菊池寛実記念 智美術館
港区虎ノ門4-1-35 西久保ビル
03-5733-5131

隠﨑隆一氏は1950年に、長崎県の五島列島、椛島(かばしま)に生まれた。大阪芸術大学でグラフィックデザインを学び、卒業後はデザイン会社勤務を経て、岡山県備前市で伊勢崎淳氏(現・重要無形文化財「備前焼」保持者)に師事。独立後は同県瀬戸内市長船に窯を築いて陶の道を歩んできた。
団体展や公募展で受賞を重ねた後、個展を中心に作品を発表しているが、土の風合いや、炎による焼き模様に加え、斬新でデザイン性の高い造形で魅せる隠﨑氏の作品は、備前焼の表現に新生面を切り開いた。「事に仕えて」とは「自然への畏敬の念とあるがままの心を表現すること」という隠﨑氏の制作理念を表した言葉。
本展では、1983年の修業時代に制作された作品から造形性の高い彫刻的な作品、食器、茶碗や最新作にいたる55点余りにより、30年にわたる隠﨑氏の仕事の全貌を紹介する。

 

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