青瓷 浦口雅行展 2023
2023年6月14日(水)〜19日(月)
三越日本橋本店 美術画廊
中央区日本橋室町1-4-1
03-3274-8472
1964年東京に生まれ、東京藝術大学美術学部工芸科を経て89年同大学院三浦小平二研究室を修了。91年栃木・芳賀町に築窯し、93年朝日陶芸展新人賞を受賞する。96年中国の南宋官窯や龍泉窯などの窯跡を調査し、2001年茨城・八郷町に工房を移し、02年茨城県芸術祭美術展覧会特賞、09年茨城工芸展茨城工芸会50周年記念賞を受賞し、23年東日本伝統工芸展監査委員。
藝大から一貫して青磁に取り組み、青白磁を出発点とし龍泉窯風青磁、官窯青磁に至り、さらに青瓷黒晶、海松瓷、瑠璃燿砕、窯変米瓷、月白瓷、氷青瓷などを独自に開発する。また、青銅器を彷彿とさせる香炉や巨大な鼎などを制作するなど、造形的にも従来の青磁の範ちゅうを越えた作品に挑む。
近年は、青磁と相性のいい銀彩を施した作品を発表するなど、新たな青磁の世界を押し開いている。同画廊で5年ぶり10回目となる今展は、進化を続ける30数年の浦口青瓷の軌跡が展開される。
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