400年有田の魅力展
2016年 2月24日(水)~29日(月)
阪急うめだ本店大阪市北区角田町8−7
06-6361-1381
3月9日(水)〜14日(月)
福岡三越
福岡市中央区天神2-1-1
092-724-3111
有田焼は、朝鮮陶工の李参平が有田町東端の泉山で白磁鉱を発見したことから始まる。1616年のことで、本展はその創業400年を祝う企画展で、展示内容は次のようになっている。また記念式典は、10月22日に有田で行われる。
<各時代のヒット商品コーナー>
有田焼は、それぞれの時代のニーズに応じた磁器を焼いてきた。ここではその中でも人気の高かった色絵皿や花瓶など80〜90点の展示。
<名窯作品コーナー>
赤絵の柿右衛門窯。色鍋島の伝統を受け継ぐ今右衛門窯。古伊万里の手技とこころを伝える源右衛門窯。万国博をはじめ世界各国で高く評価されてきた香蘭社。透きとうるような青色の染付・フカガワブルーで世界的に知られる深川製磁。以上の有田焼を代表する名窯作品を展示する。
<ワークショップコーナー>
有田の名窯を支える熟練の職人や伝統工芸士よる轆轤成形、下絵付け、上絵付けの実演を行う。
なおこの他に、重要無形文化財保持者(人間国宝)から有田陶芸協会所属の陶芸家に至るまで、優れた技術を輩出してきた有田焼400年の匠の技による現代有田を代表する優品約150点を展示・販売するコーナーも設けられている。
一方、磁器に関する歴史的な史跡などが点在する有田町では、泉山磁石場周辺の環境整備、日本で初めての磁器専門窯・天狗谷窯の再整備なども計画されている。