CROSSROADS MASHIKO
2016年 10月1日(土)〜10月12日(水)やまに大塚 ギャラリー緑陶里
栃木県芳賀郡益子町城内坂88
0285-72-4789
ともに1967年に米国で生まれで、栃木県茂木町に窯を築くアンドリュー・ゲムリッチ氏とダグラス・ブラック氏による二人展。
ミシガン州出身のアンドリュー氏は、日本美術を早稲田大学と米国のカラマーズ大学で学び、91年に再来日。94年に力石俊二氏に師事して翌年独立。96年には第1回益子陶芸展で浜田庄司賞を受賞した。益子の原土を薪窯で焼成した作品には伝統的な日本の焼き物だけでなく、西部劇映画でよく見かけるワイルドな大自然の雰囲気も漂う。
一方ダグラス氏はカンザス州生まれ。コロンバス芸術大学でデザイン、ガラス、木などを学び、気がついたら土による制作に没頭していた。大学を卒業した90年に来日し、2年後に現在地に窯を築いた。来日してからは益子だけでなく、さまざまな産地の土を試した結果、現在は信楽の黒土に他の土を練込んだ作品が中心となっている。
益子で、日本の伝統的な陶芸と欧風のテイストがクロスする展覧会。
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