松崎健 窯変の旅……紫志野を求めて
2026年2月11日(水)〜16日(月)
三越日本橋本店 美術画廊
中央区日本橋室町1-4-1
03-3274-8472
1950年、日本画家・松崎脩己の三男として東京に生まれる。 玉川大学芸術学科で陶芸を専攻し、卒業後は後に人間国宝となる益子の島岡達三に師事する。 1977年に独立して同地に築窯し、独自の作風を求め現在に至る。
20数年前に紫志埜を求めてガス窯で試行錯誤しながら紫志埜が焼けるようになりました。理論上穴窯では出来ないことはわかっていましたが、それでもやりたくて焼くことにしました。 難題なのは焚き下ろしです、薪ですと焚き下ろしに不向きなので、そこで炭を使う事を考えて窯焚きをしましたが、高台部分に紫が少し出るぐらいでした。次の窯から炭を増す事にして数回焼きましたが上手く行かず、また次の窯に大量の炭を投入したところ温度が急上昇し、その結果長石がラスター化して金が生まれました。紫を求めて焼き続けて4〜5年経った頃金志埜が完成しました。 そして2023年にもう一度オリジナルの紫が欲しく粘土と長石のテストを重ね2025 年6月に紫が焼き上がり、この志埜に「紫埜」(紫の大地)と銘名しました。どこにもない紫志埜が出来上がり発表できることがとても嬉しく思います。(松崎健)
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X年後展 vol.10
2026年1月31日(土)〜2月23日(月)
市之倉さかづき美術館 ギャラリー宙
岐阜県多治見市市之倉町6-30-1
0572-24-5911
多治見市陶磁器意匠研究所は、大学、短大、専修学校などとは異なり、実際の制作を通して研修を受けることができる多治見市立の試験研究機関。土器、陶器、炻器、磁器などによる伝統的な作品から現代陶芸までを毎日生み出している日本最大規模の現場・美濃と直結する施設だ。カリキュラムの構成は独自性が高く、伝統と現代性の両面においてリアリティのある研修を受けることができる。
本展は、その同研究所の卒業制作展と同時期に開催している修了生による企画展。10回目となる今回は第50期の陶芸家3名によるもので、どの作家も現在は主に食器を制作する。
新潟市の川名萌子氏は、手びねりに加え色土をタタラでパッチワークのように組み合わせた色土幾何学模様シリーズも手掛ける。岐阜・多治見市の桑原えりこ氏は白や緑などの鮮やかな色彩によるろくろ作品で、愛知・日進市の清水由里子氏は、白貫入、茅色、渋黄色、灰白色など落ち着いた色合いの作品をろくろ挽きしているが、高台はあえて付けず、手にとったときになじむ器をイメージしている。
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第13回 陶美展
2026年1月28日(水)〜2月2日(月)
日本橋髙島屋S.C. 6階 美術画廊
東京都中央区日本橋2-4-1
03-3211-4111
さる11月4日に審査員6名によって行われた審査によって選出された入賞・入選作品129点が展示される。
受賞式が行われる2月1日には、14時から同45分まで今泉今右衛門理事長 による列品解説が行われ、さらに15時15分までフリートークが行われる。
なお同展は、4月29日(水)〜5月24日(日)はつかいち美術ギャラリー、5月30日(土)〜6月28日(日)緑ヶ丘美術館を巡回する。
☆審査員(敬称略)
宮田亮平(公益社団法人日展理事長、文化功労者、日本芸術院会員)
俵万智(歌人)
名村美和子(茨城県陶芸美術館 副主任学芸員)
今泉今右衛門(陶芸作家、重要無形文化財保持者)
德田八十吉(陶芸作家)
清水一二(陶芸作家)
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第11回菊地ビエンナーレ 現代陶芸の<今>
2025年12月13日(土)〜2024年3月22日(日)
菊池寛実記念 智美術館
港区虎ノ門4-1-35 西久保ビル
03-5733-5131
「菊池ビエンナーレ」は陶芸の振興を目的に、菊池美術財団及び菊池寛実記念智美術館が2004年度から隔年で開催している公募展。応募資格、制作内容、国などの制限を設けずに募集しており、第11回を迎えた今回は国内外から過去最多となる452点の応募があった。
8月7日に第一次画像審査、9月7日に第二次作品審査が行なわれ、入選作46点が決定。その中から大賞1 点、優秀賞1点、奨励賞3点が選出され、海外からの出品作がその半数を占めた。本展は入選作品を一堂に展示する展覧会で、伝統的な器形態からオブジェ的な造形作品まで、創意と技術が織りなす多様な制作によって「陶芸の現在」を映し出す。
審査員は以下のとおり。
◆審査員
隠﨑隆一 (陶芸作家)
菊地敦己 (アートディレクター)
正村美里 (岐阜県美術館副館長兼学芸部長)
大長智広 (京都国立近代美術館主任研究員)
畠山耕治 (金属作家)
菊池 節 (菊池寛実記念 智美術館館長)
島崎慶子 (菊池寛実記念 智美術館学芸課長)
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